新しいスマートフォンは充電持ちがいいけど、しばらく使うとバッテリーの減りが早くなってしまう。
こんな風に感じていませんか?
できれば、仕事でもプライベートでも使うスマートフォンは、バッテリー持ちを維持したいですよね。
バッテリーの減りが早くなってしまう原因は主に過充電です。
こちらの記事では『過充電』と『過充電を防ぐ方法』をご紹介しています。
そのほかにもバッテリーが劣化してしまう原因をご紹介します。
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バッテリーの劣化の原因は過充電!過充電とは?
何度も繰り返し充電して使えるバッテリーの中には電解水という物が入っています。
電解水の中にはリチウムイオンがあり、リチウムイオンが正極と負極に移動することで充電したり、放電したりします。
具体的には充電しているときには電解水の中のリチウムイオンが正極から負極に移動して、ブラウザを見たり、動画を見たりしている時などに放電している場合にはリチウムイオンが負極から正極に移動します。
しかし、過充電とはフル充電が完了して充電メーターが100%になっているにも関わらず充電を続けてしまっている状態を言います。
正極、負極ともにリチウムイオンを抱えられる容量は決まっており、100%の状態では目一杯抱えている状態です。その状態でさらに充電してしまうと負極で「これ以上リチウムイオンは入れないよー」と言っているにも関わらず、無理してリチウムイオンを負極に渡そうとしてしまいます。
こうなると電池内の状態が不安定になり、電池の異常発熱などを起こしてバッテリーの劣化が進行してしまいます。
さらに過充電を起こしたバッテリーは膨張や発火なども引き起こしてしまうので注意が必要です。
バッテリーの過充電を防ぐ方法2選をご紹介
バッテリーの過充電を防ぐオススメな方法は『システム機能』と『物理アイテム』を利用することです。
それぞれご紹介していきます。
過充電を防ぐシステム機能|メーカーが用意するシステム機能
過充電を防ぐシステム機能はメーカーが用意するOSの機能を言います。
たとえば、Google pixelでは「アダプティブ充電機能」があり、これらを利用するとアダプティブ充電機能ではスマートフォン利用者のバッテリ充電パターンを学習して長時間の充電が予想される場合には充電スピードをゆっくりにしてフル充電時の過充電を防止します。
また、Android 9以降では「自動調整バッテリー機能」というものあり、自動調整バッテリー機能はバックグラウンド通信を制御する機能であり、アプリを利用していない状態でも裏で通信することをバッググラウンド通信と言いますが、自動調整バッテリー機能ではユーザーのアプリ利用時間を学習してバッググラウンド通信をパーソナライズします。
こうすることで、バッテリーの消費を抑えて劣化を防ぐことができます。過充電とは異なりますが充電回数を減らしバッテリー劣化防止する機能として有効です。
そのほかにもソニーのXperiaにも「いたわり充電機能」というものがあり、充電が80〜90%になると充電ストップするようにしてバッテリー劣化を防ぐことができます。
こちらではGoogleとソニーのバッテリ劣化を防止するシステム機能をご紹介しましたが、そのほかのメーカーでも「バッテリーを劣化させたくない」というスマホ利用者は多いので、その声に答えたシステム機能をご用意している可能性があります。
ですので、ご利用のスマートフォンメーカーにバッテリー劣化機能があるか確認してみることをオススメします。
過充電を防ぐ物理アイテム|自動で充電オフになるUSBケーブル
さきほどバッテリー劣化を防ぐシステム機能をご紹介しましたが、メーカーによってはそのようなシステム機能がない場合も考えられますが、ですがご安心ください。
物理アイテムを利用したバッテリ劣化防止では、全てのスマートフォンで過充電を防ぐことができます。
スマートフォンを充電するときにはコンセントから電気を供給してスマートフォンを充電しますが、この電気の通る道となるUSBケーブルには過充電を防止するUSBケーブルがあります。
こちらを過充電を防止する物理アイテムと定義しましたが、この物理アイテムを利用すると充電が100%になるとそれ以上充電しないように充電をシャットアウトしてくれます。
これはとても便利な機能で、「これ以上充電できない」ということを検知すると、充電をストップしてくれ過充電を防ぎます。
その他にもある!バッテリー劣化をさせてしまう原因
過充電以外にもバッテリー劣化に繋がる主な原因をご紹介します。
過放電|充電0でも自己放電で放電してしまう
過充電以外にも劣化の原因と考えられるものには『過放電』が挙げられます。
過放電は過剰に放電してしまう状態を言い、リチウムイオン電池には「自己放電」をする性質があり、バッテリーを利用していなくても放電をしてしまいます。
つまり、充電0の状態でも放電をしてしまうため、バッテリーの中の電解水のリチウムイオンが正極に集まって容量一杯にも関わらず、さらに放電して正極にリチウムイオンを移動させようとしてしまいバッテリー劣化につながります。
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